『育む』を大切にしています

もともと「育む」という言葉は、
「羽」を「ククム(含む)」という意味からきていて、親鳥がひなを羽で覆って包んで温める様子から来たそうです。
私たち看護職員はママさんお一人お一人が不安を持ち帰る事なく…小さな赤ちゃんを優しく育むための自信を、しっかり持って退院出来ますように…☆と、強く願いながらお手伝いさせて頂きたいと思っています。

ひなまま外来…そして役割

母乳支援のエキスパートでもある看護師長を中心に、産前のおっぱいケアから卒乳までをサポートさせて頂く外来です。
妊娠中、何もケアせず母乳が順調に出るママさんは全体の2割と言われているのをご存知ですか?
私たちは、可能な限りではありますが、ママさんと赤ちゃんのニーズに“より”対応できます様、きめ細かいアドバイスと共にベストを尽くします。

また、ひなまま外来は出産後の入院生活充実化につなげるお手伝いも担っています。

…おっぱいトラブルも受け付け中…

なお、完全予約制となっておりますので、お手数ですが当院診察時間内に一度ご連絡下さいね!

子育て☆カスタマイズ

生まれたばかりの小さな赤ちゃん…
そして、様々な思いを胸に抱いて
子育てをスタートさせるママさん…
それぞれお顔が違うように育児も様々なのは
当然な事ですよね!
たなマタでは、他院にはない関わり方で
その母子に合ったプランを立て支援していきます。

  • 【私たちの授乳支援ポリシー】
  • 1. ママの初乳を赤ちゃんが先に得てから、必要な場合のみ人工乳をお薬の様にフォローしていきます。決して適切でない足し方は致しません。
  • 2. 一般的に生後1週間のミルク量を日にちで決めている施設が多いですが、当院ではその赤ちゃんの体重から計算し、“母乳つぶし”にならない様な足し方をご提案しています。
  • 3. 完全母乳なのか…それとも混合栄養なのか…を退院までにスタッフと綿密に話し合い、ママさんそれぞれが無理のない方法で継続できるよう支援させてもらいます。

初乳は偉大♪

厚生労働省の調査では0歳~14歳の子どもたちの約40%に、東京・大阪など都市部に住む4歳以下の子供たちに至っては51.5%つまり2人に1人の割合で何らかのアレルギー症状が認められるというのが最近の状況だそうです。昔と比較すると学童の気管支喘息はこの30年間で10倍に、アトピー性皮膚炎も5~10倍に増加とかなり深刻です。私たちは出産後1週間以内に高濃度に含まれる初乳…“免疫グロブリンA”を人工乳よりも先に赤ちゃんに飲んでもらうよう努めています。なぜなら、この“免疫グロブリンA”という成分は、赤ちゃんの体の中の腸壁すべての粘膜をコーティングして、異物である“牛のお母さん”のタンパク質をある程度ブロックし、結果としてアレルギー発症を最小限に抑えてくれる…大切な働きがあるからなんです♪
ごく少量しかとれない重要な成分です。
将来のためにも…ね♡

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